ベン・シラの智慧 第八章

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikisource:宗教 > 聖書 > 旧約聖書続篇 > ベン・シラの智慧
  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。

第八章[編集]

1 ちからあるひとあらそふな、なんぢそのおちいらざらんがためなり。
2 めるひときそふな、かれなんぢおさへん。そはこがねおほくのひとほろぼし、わうたちのこころをすらまどはしぬ。
3 くちひとあらそひ、そのたきぎむな。

4 そばうなるひとたはむるな、これなんぢせんぞらのはづかしめられざらんためなり。
5 つみよりはなるるひとそしるな。われらはみなけいばつくべきものなり。
6 ひといたるとき、これをはづかしむな。われらのうちにもまたゆるひとあればなり。
7 ひとぬるときよろこぶな、われみなぬべきをおぼえよ。

8 ちしゃことばをゆるがせにせず、そのしんげんしたしめ。なんぢかれらよりをしへ、いかにおほいなるひとびとつかふべきかをまなばん。
9 いたるひとをしへをなほざりにすな、かれらもまたそのちちたちより、まなびたるなり。なんぢかれらよりさとりまなび、ひつえうときにのみこたへをなすべし。

10 つみびとすみびえしむな、そのほのほにてかれざらんためなり。
11 たかぶるひとまへよりいかりてつな、かれなんぢくちにわなをかけんとかまふるなり。
12 なんぢよりもおほいなるひとすな、さばそんしつとならん。
13 なんぢちからぎてほしょうにんとなるな、ほしょうにんとならばしはらひにんとなれりとおもへ。

14 さばきびとともはふていくな、かれらはそのめいよしたがひてさばくなり。
15 むはふなるひとともみちあゆむな、かれなんぢなやまさん。そはかれおのこころのままにことをなし、なんぢはそのおろかによりてほろぶるにいたらん。
16 いかやすひとあらそふな、またかれともあらのくな、かれにはなにものにもあらず、たすけなきときかれなんぢたふさん。
17 おろかなるものことはかるな、ひみつたもつことあたはざればなり。
18 みしらぬひとまへひみつおこなふな、これによりてなにごとをなすやもはかられざればなり。
19 すべてのひとなんぢこころひらくな、なにびとにもなんぢかういへさしむな。