Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/201

提供:Wikisource
このページはまだ校正されていません


ときいたるまでなんぢわれざらん。


十四章

イイスス安息日スボタひとりつかさなるファリセイのいへりて、ぱんくらふことありしに、人々ひとびとかれうかがへり。

ここ水腫病すゐきめるひとかれまへてるあり。

イイスス律法りつぱふおよびファリセイひてへり、安息日スボタいやほどこすはよろしきか。

かれもくねんたり。かれそのひとれて、これいやして、らしめたり。

またかれへり、なんぢうちたれうさぎうまあるひうしおちいることあらんに、安息スボタにもただちこれいださざらんか。

かれこれこたふるあたはざりき。

まねかれたるものしゅえらべるをて、たとへまうけてかれへり、

なんぢひとよりこんえんまねかれんときしゅするなかれ、おそらくはなんぢよりたふとものまねかるるありて、

なんぢかれとをまねきしものきたりて、なんぢはん、ひとゆづれと、そのときなんぢ羞ぢて、まつかん。

一〇 すなはちまねかれんとききてまつせよ、なんぢまねきしものきたらんときなんぢに、ともよ、じゃうすすめとはんためなり、そのときなんぢどうせきしゃまへおいさかえあらん。

一一 けだしおよみづかたかくするものひくくせられ、みづかひくくするものたかくせられん。

一二 またかれまねきしものへり、なんぢさんあるひばんさんまうくるときなんぢほういうをも、きゃうだいをも、親戚しんせきをも、めるとなりをも、