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およいへものる。一六かくごとなんぢひかりひとまへるべし、かれなんぢおこなひて、てんいまなんぢちゝさんえいせんためなり。一七われりつぱふあるひげんしやこぼたんためきたれりとおもなかれ、きたれるはこれこぼつにあらず、すなはちこれさんためなり。一八けだしわれまことなんぢぐ、てんはいするにいたるまでは、りつぱふいつてんくわくくわくはいせずして、ことらん。一九ゆゑちひさいましめひとつこぼち、かつくのごとひとをしへんものは、てんこくおいちひさものとなへられん、ただこれおこなひ、かつをしへんものは、てんこくおいおほいなるものとなへられん。二〇けだしわれなんぢぐ、なんぢがくおよファリセイまさらずば、なんぢてんこくるをず。二一なんぢいにしへひとへるあるをけり、ころなかれ、ころものしんばんあづからんと。二二しかれどもわれなんぢぐ、およゆゑなくしてそのけいていいかものしんばんあづからん、そのけいていおろかものよとものこうくわいあづからん、しれものよともの地獄ゲエンナあづからん。二三ゆゑなんぢさゝげものさいだんたづさいたり、しこおいて、なんぢけいていなんぢひまあるをおもおこさば、二四なんぢさゝげものさいだんまへき、きて、なんぢけいていやわらぎ、のちきたりて、なんぢさゝげものけんぜよ。二五なんぢうつたふるものともなほみちときすみやかこれやわらげ、おそらくはうつたふるものなんぢさい