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Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/16
凡そ
家に
在る
者に
照る。
一六是の
如く
爾等の
光は
人々の
前に
照るべし、
彼等が
爾等の
善き
行を
見て、
天に
在す
爾等の
父を
讚榮せん
爲なり。
一七我律法或は
預言者を
毀たん
爲に
來れりと
意ふ
勿れ、
我が
來れるは
之を
毀つに
非ず、
乃之を
成さん
爲なり。
一八蓋我誠に
爾等に
語ぐ、
天地の
廢するに
至るまでは、
律法の
一點一畫も
廢せずして、
盡く
成らん。
一九故に
此の
至と
小き
誡の
一を
毀ち、
且是くの
如く
人に
敎へん
者は、
天國に
於て
至と
小き
者と
稱へられん、
惟之を
行ひ、
且教へん
者は、
天國に
於て
大なる
者と
称へられん。
二〇蓋我爾等に
語ぐ、
若し
爾等の
義は
學士及び
ファリセイ等の
義に
勝らずば、
爾等天國に
入るを
得ず。
二一爾等古の
人に
言へるあるを
聞けり、
殺す
勿れ、
殺す
者は
審判に
干らんと。
二二然れども
我爾等に
語ぐ、
凡そ
故なくして
其兄弟を
怒る
者は
審判に
干らん、
其兄弟に
愚拙よと
曰ふ
者は
公會に
干らん、
狂妄よと
曰ふ
者は
火の
地獄に
干らん。
二三故に
爾若し
禮物を
祭壇に
攜へ
至り、
彼處に
於て、
爾の
兄弟の
爾と
隙あるを
憶ひ
起さば、
二四爾の
禮物を
祭壇の
前に
置き、
往きて、
先づ
爾の
兄弟と
和ぎ、
後來りて、
爾の
禮物を
獻ぜよ。
二五爾を
訟ふる
者と
偕に
猶途に
在る
時、
急に
之と
和げ、
恐らくは
訴ふる
者爾を
裁