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はんくわんわたし、さいはんくわんなんぢしたやくわたして、なんぢひとやとうぜられん。二六われまことなんぢぐ、なんぢがうだにつくのはずば、かしこよりづるをず。二七なんぢいにしへひとへるあるをけり、いんするなかれと。二八しかれどもわれなんぢぐ、およよくいだきてをんなものは、こころうちすでこれいんせしなり。二九なんぢみぎなんぢつみいざなはゞ、くじりて之をてよ、けだしなんぢひやくたいひとつうしなふは、ぜんしん地獄ゲエンナとうぜらるゝよりまされり。三〇なんぢみぎなんぢつみいざなはゞ、ちてこれてよ、けだしなんぢひやくたいひとつうしなふは、ぜんしん地獄ゲエンナとうぜらるゝよりまされり。三一またへるあり、ひとそのつまさば、これしよあたふべしと。三二しかれどもわれなんぢぐ、いんゆゑあらずしてそのつまだすものは、これかんいんおこなはしむるなり、いだされたるをんなめとものかんいんおこなふなり。三三またなんぢいにしへひとへるあるをけり、ちかひそむなかれ、すなはちなんぢちかひしゆまへまもれと。三四しかれどもわれなんぢぐ、いつさいちかなかれ、てんしてちかなかれ、かみはうなればなり、三五してちかなかれ、そのあしだいなればなり、イエルサリムしてちかなかれ、だいわうまちなればなり、三六なんぢかうべしてちかなかれ、なんぢひとすぢだにしろあるひくろくするあたはざればなり。三七なんぢことばしかりいなたる