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Page:Shinshiki Sanjutsu Kogi 00.djvu/214

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分數に關する整數論的の硏究

ものは盡く (1) の中に包括せられたり.げにも今 と置かば (1) の中

なる 個はそれぞれ

に等しくして,上に言へる を分母とせる旣約眞分數は盡くこの 個の中に網羅せらる.是によりて を以て の凡ての約數( 及び を包む)となし,(1) 個の分數を旣約分數に直し,之を其分母に從て分類するときは を分母とせる旣約眞分數の全體,其數 を分母とせる旣約眞分數の全體其數 を得,卽ち

(2)

例へば とし,(1) なる十五個の分數を旣約分數となし