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(一)
相合式

よりて(一)によりて

一及二の前提を成せる相合式の數二個より多くとも,同樣の定理は必ず成立すべし,一般に

なるときは

こゝに は任意の整數にして は其次に書ける如き積若干の和を表はせるものなり.此事實は一及二の直接の結論なり.

斯の如く加法,減法及乘法に關して相合式は等式と同樣の性質を有せりと雖,除法に關しては必しも然らず.例へば

より兩節を にて除して