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ん。

199 あんらくぢゆうせん、よくねんあるひとびとうちにてよくねんなく、よくねんあるともがらうちに、よくねんなくしてあんらくぢゆうせん。

200 あんらくぢゆうせん、われらにはがうあることなし、くわうおんてんにんごとく、きえつじきとせん。

201 ちてはうらみけてはききよなり。こゝろじやくなるものはしようぶともなげうちて、ききよあんらくなり。

202 とんごとあるなく、しんごとつみあるなし、(1)をんしふごとあるなく、じやくめつまされるらくあるなし。

203 きがさいだいやまひしよをんさいごくなり、これじつごとくにれば、さいしようあんらくねはん〔を〕。

204 むびやうさいじやうちそくさいじやうざいなり、しんらいさいじやうしんぞくにして、ねはんさいしようあんらくなり。

205 どくしよめうみじやくじやうめうみとをあぢはひ、ほふえつめうみうてふゐもなく、またあくもなし。

206 しやうしやるはく、おなじくむはつねらくなり、ぐしやざればつねこころよからん。

207 ぐじんともみちくものにはながうれひあり、ぐしやともぢゆうするのなるは、てきと〔おなじくぢゆうするの〕つねに〔なる〕がごとし、けんしやどうぢゆうしてたのしきものにして、しんねんがふゑするのたのしきがごとし。

208 さればけんしやと、ちしやと、たもんと、ぢゆうたんひ、きんかいあるしやうしやかくごときのぜんしじやうちひとに〔よること〕、つきせいだうによるがごとくせよ。

(1) 五蘊の合會して成れる此の身體を云ふ。次偈に諸蘊と云へるも同じ。


あいげうほんだい十六

209 ひしよきてぜしよかず、てて、あいげうるものは、ぜしよきたるひとうらやむにいたる。