Page:Kokkaron1905.djvu/9

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
このページは校正済みです


ニ、其家系の優れたるを以て之れを尊敬するに在り。第三、英雄の半神的たるに在り。此く結合せられたる範圍には固より大小あり。若し小なるもの出來る時は他の人々も其威を望むで歸向し以て大なる權力を造り漸次に多數を吸收して大なる權力となるなり。ラッツエンホーフェル日く如何に暴戾の君主と雖も多少の服從者なければ自己の權力を振ふ能はずと。(Die sociologische Erkenntniss)斯くして權力の基礎は人民の信賴にあること疑ふ可らず。以上述べたる權力の三種 の基礎は或は協働することもあり。或は一個のみなることもあり。有史以來定まり居れる權力者も亦此