Page:Gunshoruiju18.djvu/52

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
このページは校正済みです


へ。をのかしゝかたらふへかめることは。かゝる世中の光の。いておはしましたることを。かけにいつしかと思ひしも。およひかほにこそ。そそろにうちゑみ。こゝちよけなるや。ましてとのゝうちの人は。なにはかりのかすにしもあらぬ五位ともなとも。そこはかとなくこしもうちかゝめて行ちかひ。いそかしけなるさまして時にあひかほなり。おものまいるとて。女房八人ひとつ色にさうそきて。かみあけしろきもとゆひして。しろき御はんもてつゝきまいる。こよひの御まかなひは宮の內侍。いとものしく。あさやかなるやうたいに。もとゆひばみイしたるかみのさかりは。常よりもあらまほしきさまして。扇にはつれたるかたはらめなと。いときよらに侍しかな。かみあけたる女房は。源式部。〈かゝのかみ景好かむすめ。〉小左衞門。〈こひちうの守道ときか女。〉小兵衞。〈左京のかみあきまさか女。〉大輔。〈いせのさいしゆすけちかゝ女。〉大むま。〈左衞門大夫よりのふか女。〉小むま。〈左衞門のすけ道のふか女。〉小兵[衞イ]〈藏人なりちかかむすめ。〉小木工。〈もくのせう平ののふよしといひけん人の女なり。〉かたちなとおかしきわか人のかきりにて。さしむかひつゝゐわたりたりしは。いとみるかひこそ侍しか。れいはおものまいるとて。かみあくることをそするを。かゝるおりとて。さりぬへき人々を。えらせ給へりしを。心うしいみしとうれへなきなと。ゆゝしきまてそ見侍し。御丁の東面二まはかりに。卅よ人居並たりし人々のけはひこそ。みものなりしか。威儀のおものは采女とも參る。戶口のかたに。御ゆとのゝへたての御ひやうふにかさねて。又みなみむきにたてて。しろきみつし一よろひにまいりすへたり。夜ふくるまゝに。月のくまなきに。うねめ。水司。みくしあけとも。とのもり。かむもりの女官。かほもしらぬをり。みかとつかさなとやうのものにやあらん。をろそかにさうそき