Page:Gunshoruiju18.djvu/50

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ん。もは海部をゝりて。おほうみのすりめにかたとれり。こしはうすものから草をぬひたり。少將の君は秋の草村。てふ。とりなとをしろかねしてつくりかゝやかしたり。をりものは。かきりありて。人の心にしくへいやうなけれは。こしはかりをれいにたかへるなめり。殿の公達賴通 敦通。源少將。雅道。なと。うちまきをなけのゝしり。われたかううちならさんと。あらそひさはく。へんち寺の僧都。護身にさふらひ給ふ。かしらにも。めにもあたるへけれは。扇をさゝけて。わかき人にわらはる。文よむはかせ藏人辨廣業。高欄のもとにたちて。史記の一くわんをよむ。弦うち廿人。五位十人。六位十人。ふたなみにたちわたれり。よさりの御ゆとのとても。さまはかりしきりてまいる。きしきおなし。御ふみのはかせはかりやかはりけん。伊勢守致時のはかせとか。れいの孝經なるへし。又擧周は。史記文帝のまきをそよむなるへし。七日のほと。かはるよろつのものゝくもりなくしろきおまへに。人のやうたい。色あひなとさへ。揭焉にあらはれたるをみわたすに。よきすみゑに。かみともをおほいたるやうにみゆ。いとゝ物はしたなくて。かゝやかしきこゝちすれは。ひるはおささしいてす。のとやかにて。ひんかしのたいのつほねより。まうのほる人々をみれは。色ゆるされたるは。をり物のから衣。おなしうちきともなれは。中々うるはしくて心々もみえす。ゆるされぬ人も。すこしおとなひたるは。かたはらいたかるへきことはせて。たゝえならぬ三重。五重のうちきに。うはきはをりもの。むもんのからきぬすくよかにして。かさねには。あやうすものをしたる人もあり。扇なとみめには。おとろしくかゝやかさて。