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新藁の山そめて早きしぐれ哉
村時雨てれふれ町の名なるべし
山城へ井手の駕借る時雨哉
火吹竹音や時雨れて小豆飯
十月三日許六亭
今日計り人も年寄れ初時雨
島田の驛塚本が家にいたりて
宿かして名を名乘らする時雨哉
澁笠銘
世にふるは更に宗祇の時雨哉
新藁の山そめて早きしぐれ哉
村時雨てれふれ町の名なるべし
山城へ井手の駕借る時雨哉
火吹竹音や時雨れて小豆飯
十月三日許六亭
今日計り人も年寄れ初時雨
島田の驛塚本が家にいたりて
宿かして名を名乘らする時雨哉
澁笠銘
世にふるは更に宗祇の時雨哉