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青木繁書簡 明治38年3月22日付 蒲原隼雄宛 (二)

提供:Wikisource

    三月二十二日夜 本鄕駒込󠄁明町

    蒲原隼雄様

 今夜本鄕にて伊上凡骨君に出會(嘗て識れる人なれども、此人が凡骨君なりしかは知らざり

し。)明朝󠄁か明後日か小生方へ來る約束なれば、例の挿畫その折に打合せ可致、西洋木版は彫刻

料四圓との事、ゼラチン腐蝕版はニ圓位ならん。

この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。