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謹 (U+FA63) ; 旁が「懃」の心と力を除いた部分となる字形 諸 → 諸 (U+FA22) ; 「者」の部分が「偖」の旁部分となる字形 琢 → 琢 (U+FA4A) ; 「豕」の部分が「冢」のワ冠を除いた部分となる字形 序 夫れ戰陣は、大命に基き、皇軍の神髓を發揮し、攻むれば必ず取り、戰へ…

に可成を求得たり。是私に可用物に非ず、誰にか可奉と人を待ける処に、楚の武王楚山に御狩をし給ひけるに、卞和此石を奉て、「是は世に無類程の玉にて候べし。琢かせて御覧候べし。」とぞ申ける。武王大に悦て、則玉磨を召て是を被磨に、光更無りければ、玉磨、「是は玉にては候はず、只尋常の石にて候也。」とぞ奏しける…

089($59)基雅兆轉則右大凶【掌相歌】政雅如困跉當轉 轉意猶失身置處 家業新改以修身 猶病療轉藥以治 090($5A)基雅兆畏則左大凶【掌相歌】神鏡雅曇當畏琢 禁巖則盜賊白伏 制不屆則鼠囓貓 猶紛者蔭北地下 091($5B)基雅兆產則右小吉【掌相歌】雅心精則產奇城 心穢則猶絡菟苦 苦魕樂神產於心 尚人則神神則人…

琢、十四秋天月暫陰之句、上七字不㆑似㆓下七字㆒。明衡云、試求㆑之未㆑得云々。而先年都督被㆑案云、上句何無㆑此哉云々。仍問㆓其句㆒。被㆑答云、清涼夏水蓮猶㆑嬾。此句如何云云。僕申云、然則似㆓斉名詩㆒歟。件詩云、眼蓮豈養㆓清涼〔冷イ〕水㆒、西月長留十五天之【…

　章斎に次で生れた忠琢の次男宗琢は、十七歳にして早世した。碧山の仲兄である。 　次で天保十一年に碧山が生れた。小字（をさなな）は英三郎、中ごろ行三（かうざう）、後英琢と称した。忠琢四十四歳の時の子で、その生れた時章斎は十五歳であつた。宗琢は何歳であつたか不詳である。…

本家の暁湖が五十二歳で歿した。わたくしの所蔵の安政四年「武鑑」は、茝庭が既に逝（ゆ）いて、暁湖がなお存していた時に成ったもので、茝庭の子安琢（あんたく）が多紀安琢二百俵、父楽春院（らくしゅんいん）として載せてあり、暁湖は旧に依（よ）って多紀安良（あんりょう）法眼（ほうげん）二百俵、父安元（あんげん）…

いぜん）は百句満ること稀（まれ）にて、只言捨のやうに有しと也。   連歌師の次第 　　昌休─┐　　┌─昌叱​紹巴の弟子​​─────​​　​┐　　昌琢　　昌程 　┌───┘　　│┌───────┘　　 　└─紹巴​昌休​​　　​​弟子​─┘└─玄仍​昌叱​​　　​​の婿​　　　　玄的…

事は限りなし、夢にも君を見奉りては、楚國の湯日山にて、邯鄲の枕の榮華覺えて、明し暮し、扨又古へ住み馴れ給ふ若林の有樣、見るに御物數寄世に越えて、作り琢かせ給ふ御屋形も、一年の內に荒れ果てゝ、庭には草茫々と、露しげく成行くも、誰打拂ふ者︀もなく、日頃水を樂みし思召ありて、水の便面白き所々に懸入れ給ふ…

事は限りなし、夢にも君を見奉りては、楚国の湯日山にて、邯鄲の枕の栄華覚えて、明し暮し、扨又古へ住み馴れ給ふ若林の有様、見るに御物数寄世に越えて、作り琢かせ給ふ御屋形も、一年の内に荒れ果てゝ、庭には草茫々と、露しげく成行くも、誰打払ふ者もなく、日頃水を楽みし思召ありて、水の便面白き所々に懸入れ給ふも…