夕顔

提供: Wikisource
Jump to navigation Jump to search

すむは誰、ひてや見んと黄昏に、寄する車の音信おとづれも、絶えてゆかしき中垣の隙間もとめて垣間見や、かざす扇にきしめし、空炷そらだきもののほのぼのと、主は白露光を添へて、いとど栄えある夕顔の、花に結びし仮寝の夢も、覚めて身に染む夜半の風。


Wikipedia
ウィキペディア夕顔のページがあります。
  • 底本: 今井通郎『生田山田両流 箏唄全解』上、武蔵野書院、1975年。

この著作物は1923年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没年(団体著作物にあっては公表後又は創作後)より100年以上経過しているので、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。