マトフェイ伝04

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動

そのときイイススしん゚にみちびかれてけり、あくこゝろみられんとするなり。すでものいみせしことじふにちじふにして、つひゑたり。こゝろみるものかれきてへり、なんぢかみならば、いしめいじてはんらしめよ。かれこたへてへり、しるせるあり、ひとたゞはんのみをもつくべきにあらず、すなはちおよかみくちよりづることばもつてすと。そのときあくかれたづさへて、せいなるまちいたり、かれでんいたゞきたしめてふ、なんぢかみならば、みづかしたとうぜよ、けだししるせるあり、なんぢためそのてんめいぜん、かれそのにてなんぢかゝへて、なんぢあしいしつまづかざらしめんと。イイススこれへり、またしるせるあり、しゆなんぢかみこゝろみるなかれと。あくまたかれたづさへていとたかやまいたり、かいまんこくそのえいぐわとをしめして、かれふ、なんぢふくしてわれはいせば、ことこれなんぢあたへん。一〇そのときイイススこれふ、サタナわれよりしりぞけ、けだししるせるあり、しゅなんぢかみはいせよ、ひとりかれのみにつかへよと。一一こゝおいあくかれはなる、よ、てんきて、かれほうせり。一二イイススイオアンとらはれたりときで、ガリレヤれり、一三ナザレトはなれて、ザワゥロンおよネファリムさかひうちなるかいひんカペルナウムきたりて、こゝりたり、一四げんしやイサイヤはれしことにかなふをいすす、いはく、一五ザワゥロンネファリムかいひんみちイオルダンそこはうガリレヤ一六くらやみするたみおほいなるひかりおよかげするものひかりかゞやけりと。一七これよりイイススはじめてをしへべてへり、くわいかいせよ、けだしてんこくちかづけり。一八ガリレヤうみときかれけいていにんすなはちシモンしようしてペトロものおよそのけいていアンドレイが、あみうみほどこせるをたり、けだしかれぎよしやなりき。一九すなはちかれふ、われしたがへ、われなんぢひとぎよするものさん。二〇かれたゞちあみのこして、これしたがへり。二一しこよりきて、べつけいていにんすなはちゼワェデイイアコフおよそのけいていイオアンが、ちゝゼワェデイともふねりて、あみおぎなへるをせり。二二かれらたゞちふねちゝとをのこして、これしたがへり。二三イイススあまねガリレヤめぐりて、そのしよくわいたうおいをしへつたへ、てんこくふくいんべ、みんかんもろやみひもろわづらひいやせり。二四かれこえあまねシリヤあがれり、ひとおよそわづらへるものしゆやまひおよいたへるものらるゝものてんかんものちゆうぶうものたづさへて、かれきたるに、かれこれいやせり。二五ときガリレデカポリイエルサリムイウデヤイオルダンそこよりおほくのたみかれしたがへり。