エズラ第一書 第一章

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第一章[編集]

1 ここにヨシア、エルサレムにおいしゆたいしてすざこしまつりおこなひ、しやうぐわつの十四すぎこしいけにへさゝげたり。
2 すなはさいしたちにさいふくまとはしめ、これをそのひゞくみしたがひてみやうちたしめたり。
3 かれまたイスラエルのみやづかへなるレビびとらに、しゆたいしておのれきよめ、ダビデのソロモンわうてしいへうちに、しゆきよはこくことをめいじたり。
4 『なんぢらもはやそれをかたえうなければ、なんぢらのかみなるしゆつかへ、そのたみイスラエルをたすけ、なんぢらのふそいへおよそうぞくしたがひておのれそなへよ。
5 なんぢらこれを、イスラエルのわうダビデのしるししところもとづき、またそのソロモンのゐとくりてなせ。おのきやうだいなるイスラエルのらのまへつレビびとなるなんぢら、なんぢらのやからもろ〳〵くみしたがひ、せいじょよなかちて、
6 じゆんじよによりすぎこしさしげ、なんぢらのきやうだいたちのためにいけにへそなへ、モーセのあたへられししゆいましめしたがひてすぎこしまつりまもれ。』
7 あつまれるたみにヨシア三まんこひつじこやぎ、及び三ぜんこうしあたへたり。これらかれたみさいしおよびレビびとやくせしでとく、わうもちものうちようあたへしなり。
8 みやづかさヒルキヤとザカリヤ、およびスエロ、さいしたちにすぎこしのために二せん六百のひつじと三百のこうしあたへたり。
9 エコニヤとサマイヤ、そのきやうだいナタナエル、サビヤ、オキエロ、およびヨラム、すなはち千にんをさたりしひと〴〵、レビびとらにすぎこしのため五千のひつじと七百のこうしあたへたり。
10, 11 これらのものそなはりしときさいしたちとレビびとたねれぬパンをち、そうぞくしたがひ、ふそいへわかちたがひ、モーセのふみしるされしごとく、しゆさゝげんとて、たゞしきじゆんじよにてたみまへちぬ。かくかれらこれをあさうちになせり。
12 かれさだめられしごとにてすぎこしのものをあぶり、あかゞねうつはなべなかいけにへてよきにほひはなたしめ、
13 これをすべてのたみまへけり。しかしてのちかれらおのれらのために、またかれらのきやうだいなるさいしたち、およびアロンのらのためにそなへぬ。
14 さいしたちはいたるまであぶらをささげ、レビびとおのれらのため、またそのきやうだいなるさいしのため、アロンのらのためにそなへぬ。
15 アサフのらなるせいかたいものもまた、ダビデのさだめり、アサフ、ザカリヤ、およわうじじうエデヌとじゆんじよしたがひてりぬ。
16 かつすべてのもんにはもんゑいありて、たれもそのひゞつとめよりのがるるあたはざりき。そはかれらのきやうだいなるレビびとらかれらのためにそなへたればなり。
17, 18 かくしゆいけにへかゝはことども、そのげられ、ヨシアわうめいしたがひて、すぎこしさいまもられ、いけにへしゆさいだんうへそなへられたり。
19 さればそのときそこにありしイスラエルのすぎこしじよかうさいを七あひだもよほせり。
20 かかるすぎこしさいはサムエルのときよりこのかたイスラエルにおこなはれざりき。
21 イスラエルのすべてのわうたちのうちには、ヨシアがさいし、レビびと、ユダヤびとおよびエルサレムにめるすべてのイスラエルびとともおこなひしごときかかるすぎこしさいおこなへるものなし。
22 すぎこしさいはヨシアのちせいの十八ねんおこなはれしなり。
23 ヨシアのもろ〳〵わざけいけんこゝろよりでたればしゆみまへたゞしかりき。
24 かれおこりしことうちひと〴〵がすべてのたみくにとにまさりてしゆつみをかし、あくおこなひていかにかれかなしましめ、しゆみことばイスラエルにむかひて、いかにかたちしかにつきてはすでしるされたり。

25 ヨシアのこれらのすべてのおこなひのちに、エジプトのわうパロ、ユフラテのほとりなるカルケミシをたんとてのぼきたりければ、ヨシアこれをふせがんとてきぬ。
26 されどエジプトわうつかひかれつかはしていふ『ユダヤのわうよ、われなんぢなにかゝはりあらんや。
27 われなんぢたんためにしゆなるかみよりつかはされず。わがたゝかひはユフラテにてなさるるなり。しゆわれともにあり。げにしゆわれともにありてわれいそすゝましめたまふ。さればわれはなれよ。しゆさからふな。』
28 されどヨシアはそのくるまかへらず、しゆくちによりてかたられたるよげんしやエレミヤのことばなみして、かれたゝかひまじへぬ。
29 かくてメギドのひらのにて、かれたゝかひしに、きみたちヨシアわうさからひてくだきたれり。
30 そのときわうそのしもべらにいへり『われせんぢやうよりはこいだせ、われいたくよわれり』と。たゞちにしもべらかれぐんじんそとともないだしぬ。
31 かくてかれだい二のくろまり、エルサレムにかへりてに、せんぞはかほうむられたり。
32 ユダヤぜんこくヨシアのためにふくせり。そのときよげんしやエレミヤ、ヨシアのためにあいかつくりしが、おもなるひと〴〵いまなほをんなたちとともかれのためにかなしみをなす。これはイスラエルのすべてのくにおいえずなさるべきめいれいとしてさだめられしなり。
33 これらのことはユダヤのしよわうれきしふみしるさる。ヨシアのなせしすべてのおこなひ、そのくわうえいしゆおきてにつきてのさとりかれのさきになししもろ〳〵ことならびにいまかたりしことなど、すべてイスラエルとユダのれつわうふみしるさる。

34 ここにおいたみヨシアのエホアハズをりて、そのちゝヨシアのかはりにわうとなせり。そのときかれ二十三さいなりき。
35 かれはエルサレムにおいみつきあひだイスラエルををさめしが、そのときエジプトのわうかれをエルサレムのくらゐよりおろせり。
36 また、たみぎん百タラント、きん一タラントのぜいくわしぬ。
37 エジプトのわうまたかれきやうだいエホヤキムをユダヤとエルサレムのわうとなせり。
38 エホヤキムきぞくたちをしばりしが、そのきやうだいザラケをとらへて、これをエジプトよりきたりぬ。

39 エホヤキムはユダヤとエルサレムをはじめてをさめしとき二十五さいなりき。かれしゆみまへあくおこなへり。
40 バビロンのわうネブカデネザルかれところのぼり、あかゞねくさりもてかれしばり、バビロンにつれゆきけり。
41 ネブカデネザルまたしゆせいきりてはこいだし、これをバビロンにけるおのみやうちゑたり。
42 されどかれにつきてしるされたるこれらのこと、およびそのけがれふけいけんわうたちのれきだいししるさる。

43 そのエホヤキムかれかはりてをさめしが、わうとなりしとき十八さいなりき。
44 かれみつきと十あひだエルサレムにてをきめしが、しゆみまへあくおこなへり。

45 されば一ねんのちネブカデネザルつかひつかはして、しゆせいきともかれをバビロンにたづさきたらしめ、
46 セデキヤをユダヤとエルサレムのわうとなせり。そのときセデキヤは二十一さいなりしが、十一ねんあひだをさめたり。
47 かれしゆみまへあくおこなひ、よげんしやエレミヤによりてしゆくちよりかたられしみことばこゝろもちひざりき。
48 のちネブカデネザルかれしゆによりてちかはしめしが、かれこれをこばみてそむき、そのうなじこゝろかたくなにして、イスラエルのかみなるしゆおきてをかしぬ。
49 かつたみつかささいしたちおほくのしきことおこなひ、すべてのくに〴〵けがしぎて、エルサレムにあるせいべつされししゆみやけがしたり。
50 さればかれらのせんぞたちのかみ、そのつかひおくりてかれらをへしぬ。そはしゆかれらのうへに、またしゆすみかうへあはれみたまひたればなり。
51 されどかれらそのつかひあざけり、しゆかれらにかたたまひしに、そのよげんしやあなどりぬ。
52 さればしゆそのたみをそのおほいなるふけいけんゆゑいかり、カルデヤのわうたちにめいじてこれをたしめたまへり。
53 かれらはそのわかものきよみやまはりにてつるぎをもてころし、わかをとこをもをとめをもおいびとをもこどもをもゆるさざりき。そはしゆこれをこと〴〵かれらのわたたまひたればなり。
54 かれらはしゆせいきおほいなるもちひさなるもこと〴〵り、しゆはこもろ〳〵うつわものおよわうくわざいともにこれをバビロンまではこけり。
55 またかれらはしゆいへき、エルサレムのいしがきくづし、をもてそのたふきぬ。
56 そのたふとうつわものをばかれこと〴〵こぼちてむなしくせり。またつるぎをもてころされざりし人〴〵をばかれバビロンにたづさきぬ。
57 ペルシヤびとをさむるまで、かれらは、よげんしやエレミヤのくちによりてしゆかたたまひしみことばじやうじゆせんため、かれとそのらのしもべとなれり。
58 かくてそのあんそくくるまで、あひだやすみて、つひに七十ねんちたり。