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せいしん゚にるなり、二一かれまん、なんぢそのイイススづけん、かれそのたみそのつみよりすくはんとすればなり。二二およことりしは、しゆげんしゃっていしところかなふをいたす、いはく、二三よ、どうぢよはらみてまん、そのエムマヌイルとなへられん、やくすればかみわれともにするなり。二四イオシフねむりよりきて、しゆ使つかひかれめいぜしごとおこなひ、そのつまれたり。二五たゞいましつおなじくせざるに、そのちようむにおよべり、すなはちそのイイススづけたり。

第二章

イイススイロドわうときイウデヤワィフレエムうまれしに、よ、はかにんひがしよりイエルサリムきたりていはく、うまれたるイウデヤじんわういづるか、けだしわれそのほしひがしたれば、かれはいせんためきたれり。イロドわうこれきてこゝろさわげり、イエルサリムこぞりてまたしかり。すなはちおよそさいちようみんかんがくとをあつめて、かれへり、ハリストスいづうまるべきか。かれへり、イウデヤワィフレエムおいてす、けだしげんしやりてしるされたり、いはく、イウダワィフレエムよ、なんぢイウダしよぐんうちおいいさゝかちひさしとせず、けだしなんぢよりたみイズライリぼくせんとするきみでんと。