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信長が皇居を御修理申しあげる
信長が皇居を御修理申しあげる

このころ幕府は、すつかり衰へて、將軍義輝が部下に殺されるといふ有樣です。弟の義昭も、危いと見て京都をのがれ、浮草のやうに流れ步いて、最後に信長をたよつて來ました。信長は、永祿十年ふたたび勅命を拜して、上洛の準備を整へたところでしたが、こころよくその求めに應じ、同十一年、ともに京都に入り、朝廷にお願ひ申しあげて、義昭を將軍職につけました。