整數なるべき解答は唯一對に限れり.是故に此場合に於ては
上述の結果を利用して φ ( n ) {\displaystyle \varphi (n)} の算式を獲んと欲せば次の如く考ふべし.
先づ p {\displaystyle p} が素數なるときは φ ( p ) = p − 1 {\displaystyle \varphi (p)=p-1} なること明白なり,よりて一によりて順次
次に q {\displaystyle q} は p {\displaystyle p} と異なる素數なりとせば,二によりて φ ( p α q ) = ( q − 1 ) φ ( p α ) {\displaystyle \varphi (p^{\alpha }q)=(q-1)\varphi (p^{\alpha })} 次に
斯の如くにして竟に