前と同樣に,一般に
又 n {\displaystyle n} 倍といふ語を前の如き意義に用ふれば,
なり.
隣接せる整數の間に n − 1 {\displaystyle n-1} 個づゝの新しき數を插入して數の範圍を擴張し, ( a ) n {\displaystyle (a)_{n}} の如き記法を以て此等の數を表して其大小の順序を明にし,又
によりて其加法を定む.(第三章(二)を參照せよ)又整數 k {\displaystyle k} は新範圍の一員として (1*) の名稱を得たりとす.(2*),(3*),(4*) は此等の規定の中に含まれたり.