續せる b {\displaystyle b} の倍數の中間に落つ.今
なりとせば
は b {\displaystyle b} より小なる正數なり.
此觀察より直ちに次の定理を得.
一, a {\displaystyle a} , b ( b > 0 ) {\displaystyle b\ (b>0)} の與へられたるときは
なる條件に適すべき整數 q {\displaystyle q} , r {\displaystyle r} は必ず,然も唯一組に限り存在す.(第二章(七)を參照すべし.)
例へば a = − 12 {\displaystyle a=-12} , b = 5 {\displaystyle b=5} となさば
b {\displaystyle b} 個の連續せる整數