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Page:NiimiNankichi-NurseryRhymes and Poems-2-DaiNipponTosho-1981.djvu/40

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若松林


新芽︀をたくましくつき出してゐる

若松のむれ

黃色い花󠄁粉を

風に流すお前󠄁の切ない情󠄁感を

わたしに歌へとしひるな

わたしは野中のへぼ詩人

松蟲のうたふ方がまだましだ