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Page:NiimiNankichi-NurseryRhymes and Poems-1-DaiNipponTosho-1981.djvu/37

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乳󠄁母車うばぐるま


坊やがせがむと

乳󠄁母うばぐるま

つばきの花󠄁はなをつけられる。


そしてくる

くると、

もんのとこまでひかれてく。


坊やがねないと

乳󠄁母うばぐるま

ねんねこようをきかされる。


そしてゆら

ゆらと、

ぶらんこみたいにゆすられる。


坊やがねちやうと

乳󠄁母うばぐるま

かげにそつといれられる。


そしてふんはり

ふんはりと、

もひとつ毛布もうふをのせられる。


病氣びようきがなほつた


あたりが

まばゆて

しやうがない


みんなが

わたしの

かほをみる。


つた

帽子ばうし

はづかしい。


いそいで

校󠄁門かうもん