Page:Kagoshima pref library 1927.pdf/9

提供:Wikisource
このページは校正済みです


 大正十二年十一月一日より七日までを圖書館デーとして講演會、活動寫眞、童話會、天体觀測等各種の催をなし來館者に圖書館利用の栞を呈す。

 大正十二年十二月二十日和漢圖書分類増加目録を刊行す。

 大正十二年十二月二十三日日置郡冬季大學へ出張圖書館を設く。

 大正十二年十二月二十四日揖宿郡冬季大學へ出張圖書館を設く。

 大正十二年十二月二十四日圖書二百八十六冊購入の上移動文庫五個を編成し關東震災地方へ發送す。

 大正十三年一月二十七日御成婚奉祝の爲め講演會、活動寫眞會、童話大會等を開催し來館者に記念印刷物を頒布せり。

 大正十三年三月一日關東震災地方へ寄贈圖書七百十五冊を發送す。

 大正十三年三月二十日郷土志料分類目録を刊行頒布す。

 大正十三年三月二十五日巡回文庫用圖書分類目録を刊行頒布す。

 大正十三年四月一日御成婚記念事業として御慶事記念文庫を調製し、御成婚及皇室に關する圖書寫眞帖を主とし、國民精神作與及思想善導に關する圖書約五十冊を以て文庫を編成し、各郡に發送す。

 大正十三年四月より縣公報附録として毎月新着圖書目録を刊行す。

 大正十三年五月十八日、十九日、二十日の三日間本館に於て縣主催第一回圖書館講習會を開催、郡町村吏員、中學校及小學校教員、圖書館員等七十四名の來會者あり、講師は伊東福岡縣立圖書館長、奥田鹿兒島縣立圖書館長なり。

 大正十三年七月通俗圖書選擇目録「附圖書館に關する法規其他」を刊行頒布せり。

 大正十三年八月三日鹿兒島第一師範學校に於て開催の縣教育會夏季大學に出張圖書館を設く。

 大正十三年八月二十二、二十五、二十六、二十七日の四日間地球に最も接近せる火星觀測を博物部委員第七高等學校教授村上春太郎氏の指導講演の下公開、毎夜數千名の熱心なる觀覽者の爲めに日没より午前四時頃まで行ふ。

 大正十三年十一月本館々報第六號を刊行頒布せり。

 大正十三年十一月一日より七日までの圖書館週間中來館者を初め一般公衆に圖書館利用、讀書趣味皷吹を宣傳の爲め標語を掲げたる栞及皇室國体國民性國民道徳に關する圖