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IP編集の規制に関する議論は既にコミュニティで広く数多く議論されてきました。しかし、これまでのところ意見は両極に分かれていて、合意に達することは不可能だということが、編集者の間で認識されています。たとえば、編集者の中には、荒らしを減らすためにIP編集は禁止されなければならないと考える人がいます。それとは対照的に、他の編集者たちは、IP編集は大切なオプションであり、ログインのネガティブな面を避けたがる編集者が利用できるようにしておくべきだと信じています。
ペルソナ
ペルソナの概観
- ペルソナには2つのカテゴリがある
- 知識ベースでもウィキペディアのコミュニティーに参加している編集者:知識の探究者、門番[訳注:原文はgatekeeper]、利他主義者
- 他の編集者から「自警」と呼ばれているタイプの荒らしは門番と特性が似ているようである。
- コミュニティーには関与したくない編集者:ホビイスト、現実主義者、ステルス・マーケッター
- 知識ベースでもウィキペディアのコミュニティーに参加している編集者:知識の探究者、門番[訳注:原文はgatekeeper]、利他主義者
インタビューの内容を分析すると、日本語版ウィキペディアの編集者は2つのタイプに分かれることがわかります。1つは、ウィキペディアのコミュニティーに参加しており、知識ベースで[訳注:ウィキペディアに]貢献している人たち。もう1つは、コミュニティーとはかかわりあいになりたくなく、もっぱら自分の興味のある記事のみを編集するタイプです。コミュニティーに参加している人たちは、[訳注:更に]3つの型に分類できます。知識の探究者、門番、利他主義者、です。コミュニティーに参加したくない人たちは、3タイプのペルソナに分類されます。ホビイスト、現実主義者、ステルス・マーケッター。