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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/169

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     大年の夜盜にあひて

    梅干に通ふ鶯哀れなり

     畫賛

    ゆく年や汝が親の小松賣

年の暮

    くれて餠を谺の詫寢哉

    忘れ草菜飯に摘まん年の暮

    分別の底たゝきけり年の暮

     こゝに草鞋をときかしこに筇を捨てゝ旅寢ながらに年の暮れければ