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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/121

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     本間主馬が宅に骸骨どもの笛鼓をかまへて能するところを畫きて舞臺の壁にかけたりまことに生前の戯などかこの遊びにことならんやかの髑髏を枕として夢うつゝをわかたざるものも只此生前を示さるゝもの也

    稻妻や顏のところか芒の穗

    露しくれ蜜柑の色にしみたらず

     如行が席上の饗應を制して