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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/117

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枝と別れにのぞみて

秋扇

    物置いて扇引きさく餘波哉

角力

    むかし聞け秩父殿さへ角力取

    角髮や奧を出羽の角力取

     許六が畫に

    勝角力いつも上手に米の飯

駒迎

    棧やまづ思び出づ駒むかへ

     大和國竹の內にて

綿弓

    綿弓や琵琶に慰む竹の奧

    猿引は猿の小袖を砧かな