馬太傳第四章

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikisource:宗教 > 聖書 > 新約聖書(ヘボン訳) > 馬太傳福音書
  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。

この翻訳には差別語が含まれていますが、歴史的著作物であることを考慮し、原文のまま掲載いたします。

第四章[編集]

[1] さて耶穌あくまにこゝろみられんためにみたまにみちびかれたり
2 四十にちもひるもくらはず のちうゑたり
3 こゝろみるものかれにきたりていひけるは なんぢもしかみならば このいしをぱんになれとめいぜよ しかるに
4 こたへていひけるは 人はぱんのみにていきず たゞかみのくちよりいづるすべてのことばによるとしるされたり
5 あくまかれをみやこにつれゆき みやのいたゞきにたゝせていひけるは
[6] なんぢもしかみならばをなげおとせ いかにとなれば なんぢがためにそのつかひたちにめいじたまふて あしいしにふれぬやうにそのにてなんぢをたすけんとしるされたり
7 耶穌かれにいひけるは しゆたるなんぢのかみをこゝろむべからずとまたしるされたりと
8 あくまかれをいとたかき山につれゆき せかいくに]とそのさかえとをみせて
9 なんぢもしひれふしてわれをはいさば これをみななんぢにあたへんといへり
10 こゝにおいて耶穌かれにいひけるは サタナ のけよ しゆたるなんぢのかみはいし たゞそれにつかふべしとしるさるればなりと
11 やがてあくまかれをはなる みよ つかひたちきたりてかれにつかへり
12 さて耶穌ヨハンネがとらはれたるをきゝて ガリラヤへゆき
13 ナザレをはなれ ザブロンネフタレムとのさかひなるうみべのカペナオムにいたりてこゝにをる
14 よげんしやヱザヤのことばに
15 ザブロンネフタレムとはうみべにて ヨルダンのむかふいほうじんガリラヤ
16 くらきにをるたみはおほひなるひかりを しにかげのところにをるものまでひかりはてらすといはれしにかなふためなり
17 これより耶穌ふれしめしたまふて てんこくはちかきにあれば くひあらためよといひはじめたまへり
18 耶穌ガリラヤのうみべをあゆみ ペテロといふシモンとその兄弟アンデレふたりうみにあみをうつをみたり これはすなはちすなどるものなり
19 かれにいひけるは われにしたがへ われなんぢらを人をすなどるものとなさん
20 かれらやがてあみをすてゝかれにしたがへり
21 そのところよりすゝみけるに ほかの兄弟ふたりゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハンネゼベダイとともにふねにあみをつくろふをみて かれらをよびしに
22 かれらもやがてふねと父とをおきて 耶穌にしたがへり
23 耶穌ガリラヤをあまねくめぐり そのくわいどうにてをしへ てんこくふくいんをふれしめし またたみのうちすべてのやまひ すべてのわづらひをいやせり
24 そのへうばんあまねくスリヤにひろまりたりしかば ひとすべてわづらふものとさまのやまひまたいたみなやむもの あるひはおににとりつかれたるもの きちがひちうぶのやまひにかゝれるものをかれにつれきたるに かれらをいやせり
25 ガリラヤデカポリ ユダヤ ヨルダンのむかふよりおほくの人かれらにしたがへり