馬太傳第七章

提供:Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikisource:宗教 > 聖書 > 新約聖書(ヘボン訳) > 馬太傳福音書
  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。

第七章[編集]

[1] なんぢらとがめられぬやうに人をとがむることなかれ いかにとなればなんぢらが人をとがむるところのとがめをもつてとがめらるべし
2 いかにとなればまたなんぢらが人をはかるところのはかりをもつてはからるべし
3 おのれのうつばりをおぼえずして なんぞ兄弟のにあるちりをみるや
4 おのれのにうつばりのあるに いかで兄弟になんぢのにあるちりをわれにとらせよといふことをえんや
5 ぎぜんしやよ まづおのれのめよりうつばりをいだして そののち兄弟のめよりちりをいださんとてあきらかにみるべし
6 いぬせいなるものをあたふることなかれ またぶたのまへになんぢらのしんじゆをなぐることなかれ おそらくはあしにてそれをふみ ふりかへりてなんぢらをかみやぶらん
7 もとめよ さらばなんぢらにあたへられん たづねよ さらばなんぢらあはん もんをたゞ[ゝ]けよ さらばなんぢらにひらかるべし
8 いかにとなれば すべてもとむるものはうけ たづぬるものはあひ もんをたゞ[ゝ]くものにはひらかるべし
9 なんぢらのうちたれかもしそのぱんをもとむるに いしをあたへんや
10 またうををもとむるに へびをあたへんや
11 さればなんぢらあしきものながらよきものをなんぢらのどもにあたふるをしる ましててんにましますなんぢらの父はもとむるものによきものをあたへざらんや
12 ゆゑにすべて人のなんぢらになすやうにとおもふことは なんぢらもかく人になすべきことなり これおきてとよげんしやなればなり
13 せばきもんよりいれよ いかにとなればほろぶるにいたるみちはひろく その門はおほひなり これよりいるものおほし
14 いけるにいたるみちはなやましく その門はせばく そのみちをうるものすくなし
15 いつはりのよげんしやをつゝしめよ それはめんようのすがたにてなんぢらにきたれども うちはあらきおほかみなり
16 そのによりてそれをしるべし いばらよりぶどうをとり あざみよりいちじくをとらんや
17 かくすべてよきはよきをむすび またあしきはあしきみをむすぶ
18 よきはあしきみをむすばす[ず] またあしきはよきみをむすぶことあたはず
19 すべてよきみをむすばざるはきられてになげいれらる
20 ゆゑにそのみによりてそれをしるべし
21 われをしゆや〳〵といふものはすべててんこくにいらず たゞわがてんにまします父のむねにしたがふものはいるべし
22 その日 しゆや〳〵 しゆによりてをしへ しゆによりておにをはらひ しゆによりておほくふしぎなるわざをなせしにあらずやとわれにいふものおほからん
23 そのときわれ かつてなんぢらをしらず あしきをなすものよ われをはなれてゆけとかれらにいふべし
24 ゆゑにすべてわがことばをきゝてそれをおこなふものをいはのうへにいへをたてたるかしこき人にたとへん
25 あめふりおほみづいでかぜふき そのいへにあたれどもたをれず これいはをいしずゑとすればなり
26 すべてわがこのことばをきゝておこなはざるものをすなのうへにいへをたてたるおろかなる人にたとへん
27 あめふりおほみづいでかぜふき そのいへにあたればたをれて そのたをれはおほひなり
28 耶穌このことばおはりたまふとき あつまりたる人〴〵そのをしへにおどろきあへり
29 いかにとなればがくしやのごときにあらずして けんいをもてるものゝごとくかれらををしへたまへり