臺灣住民ニシテ臺灣守備隊ニ附屬シ軍役ニ服スル者銃器携帶ノ件

• 明治三十一年五月三日勅令第八十八号
• 施行:公文式第十条ないし第十二条参照
• 廃止:大正九年四月十七日
• 廃止法令:明治二十九年勅令第二百七號臺灣總督府奏任文官ノ他官廳奏任文官ニ轉任又ハ再任スル場合ノ官等ニ關スル件等廢止ノ件
• 常用漢字表記:台湾住民ニシテ台湾守備隊ニ附属シ軍役ニ服スル者銃器携帯ノ件
• 註: 者は者、器は器、郞は郎のJIS標準漢字 (JIS X 0208) 外の異体字である。Unicode表のBMP（基本多言語面、0面）が表示できるブラウザ環境でなければ、正しく表示されない。なお、U+FA30からU+FA60の文字は、JIS X 0213対応のフォントを指定してある。

朕臺灣住民ニシテ臺灣守備隊ニ附屬シ軍役ニ服スル者銃器携帶ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム

御名御璽

明治三十一年五月二日

陸軍大臣子爵桂　太郞

勅令第八十八號（官報　五月三日）

臺灣住民ニシテ臺灣守備隊ニ附屬シ軍役ニ服スル者ニハ銃器ヲ携帶セシムルコトヲ得其ノ銃器ハ守備隊將校ノ命ニ依ルニアラサレハ之ヲ使用スルコトヲ得ス