絵画論 (ダ・ヴィンチ)/第1部/2.絵画と詩の例と違い

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この比率は、影から影法師に至るように、想像から効果に至るまで同じであり、詩から絵画に至るまで同じ比率である、なぜなら詩はそのものを文字の想像に置き、絵画は実際にそれを目から与える、その目から比喩を受け取る、それが自然である場合と別段変わらない、詩は比喩なしにそれを与え、絵画が行うように視覚の徳によって目に渡ることはないのであるからである。

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