田畑夫食取入ノ余ハ諸物品勝手作ヲ許ス

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第四十 九月七日

是迄夫食󠄃不足ノ譯ヲ以田畑ヘハ米麥雜穀ヲ重モニ作付致シ桑楮漆茶藍麻󠄃藺菜種其外ノ作物共其土地ニ適󠄃當致シ候テモ作付不致或ハ元地頭領主ヨリ差留候向モ有之候處追󠄃々運󠄃輸󠄃ノ道󠄃辨利相成其上是迄米納󠄃ノ向モ願次󠄄第石代納󠄃御差許相成候事ニ付村々百姓銘々ノ夫食󠄃取入候外ハ何品ニ限ラス勝󠄃手ニ作付致シ候方下々ノ利潤ニモ可相成候間總テ從來其土地ノ貢租辻ヲ以テ年季ヲ究メ檢見ノ場所󠄃ハ新規定免ノ規則ニ照準シ定納󠄃相願候上ハ屋敷成並田畑勝手作共御差許可相成候條地味ノ善惡作物ノ損得篤ト勘辨イタシ充分仕當ニ可相成見込󠄃有之候ハ丶可願出事

右ノ通󠄃管下村々ヘ觸達󠄃願出候モノ有之ニ於テハ從前󠄃ノ貢租辻等篤ト相糺不都合無之候ハ丶聞屆置追󠄃テ可相屆事

但田畑成畑田成共貢租辻增減無之分ハ總テ可爲本文󠄃之通󠄃事

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