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  • ​​扨​​ ​澄元ノ馬廻ニハ井上孫次郎与利四郎兵衛尉保積八郎等也中ニモ三上三郎ハ大内家子間田ノ何カシト引組互ニ討死シテケリイカメシキ(イカメシカリシイ)也 去程ニ京都静謐シケレハ将軍モ御帰洛アリ然レハ上一人ヨリ下万民ニ至ルマテ喜悦ノ眉ヲ開ニケリ播州ノ猛勢モ京都治リケレハ皆播州ヘ引返ス自ラ当国モ無…
    44バイト (6,951 語) - 2024年4月19日 (金) 06:26
  • にして真一文字につきかゝるへしと、云もはてず、噇と音声を上、推立〳〵かゝりしに、有動も勢を二手に分、下知しけるは、敵に味方を合すれは、大海の一滴九牛か一毛ぞ、引つゝむて討捕や者共と云つゝ、かゝりあひ、東西に開合せ、南北に追つ返つ、こゝをせんどゝぞひける、佐々はけしやう軍にせばまくへきぞやと、左右…
    75バイト (7,724 語) - 2024年3月25日 (月) 14:31
  • 鈴木兄弟、鷲尾、増尾、伊勢の三郎、備前の平四郎、以上人々八騎なり。常陸坊を初めとして残り十一人の者共、今朝より近きあたりの山寺を拝みに出でけるが、其の儘帰らずして失せにけり。言ふばかり無き事共なり。弁慶其の日の装束には黒革威の鎧の裾金物平く打ちたるに、黄なる蝶を二つ三つ打ちたりけるを著て、
    482キロバイト (112,842 語) - 2023年1月24日 (火) 19:22
  • 程に拵たれば、寄手縦如何なる大勢なり共、十日二十日が中には、容易可攻落城ならず。其上新開、西長尾より引帰ぬと見へば、左馬助・掃部助軈て馳帰て、寄手を追掃はん事、却て城方の利に成べかりけるを、相摸守はいつも己が武勇の人に超たるを憑て、軍立余りに
    53キロバイト (13,017 語) - 2022年12月1日 (木) 07:59
  • 伝授と書物等を熟覧して是を究め、夫より厳しく詮議致し、終に事明白に及び、夫々御仕置被㆓仰付㆒。依つて此一件相静候以後の勢ひ広大にして、実に空行く鳥もを垂るの威勢有るに依つて、東都より是を糺さんが為め密士を入れらるゝの処、果して失有るに依つて公辺の御沙汰に及び、【大塩隠居】依㆑之忰格之助へ跡式相譲…
    85バイト (17,098 語) - 2024年3月24日 (日) 10:35
  • 一つの白い影が舞っているのである。さらによく見ると、それは白い蝶(ちょう)である。普通に見る物よりもやや大きいが、たしかに蝶に相違なかった。蝶は白い(はね)をひるがえして、寒い風のなかを低く舞って行くのであった。二人は顔を見あわせた。 「蝶々(ちょうちょ)でしょう」と、お勝はささやいた。…
    238キロバイト (48,030 語) - 2019年2月27日 (水) 14:39
  • 皷ヲトウ〳〵ト打鳴ラシ楯箙(エヒラ)ヲ叩キ立鬨ヲトツト作リ御城ヲ追取廻ス正木安西是ヲ聞コハ何条不思議出来ルソト表ノ櫓ニ欠上リサマヲ開テ何者ナレハ狼藉ヲ仕ソ名乗ヤ聞カント呼ハリタリ大勢ノ中ヨリ駒一陣ニ出シ鐙蹈張リ鞍蓋ニ突立上リ
    44バイト (17,322 語) - 2024年4月19日 (金) 07:03
  • [題詞]詠不盡山歌一首[并短歌] [原文]奈麻余美乃 甲斐乃國 打縁流 駿河能國与 己知其智乃 國之三中従 出<立>有 不盡能高嶺者 天雲毛 伊去波伐加利 飛鳥母 毛不上 燎火乎 雪以滅 落雪乎 火用消通都 言不得 名不知 霊母 座神香<聞> 石花海跡 名付而有毛 彼山之 堤有海曽 不盡河跡 人乃渡毛 其山之 水乃當焉…
    219キロバイト (46,477 語) - 2024年1月2日 (火) 09:33
  • 鈴木彦九郎、並を放れて追詰めければ、木幡四郎右衛門馬を引返し、爰にて防ぎ戦はんと、下知しけれども、士卒、大半崩れ逃げければ、詮方なく、木幡馬を乗離し、鑓追取つて懸りけり。岡野左内は之を見て、木幡を見届け、鑓玉を取つて走懸り、木幡と鑓を合せ、火を散らして戦ふ処に、鈴木彦九郎、
    3キロバイト (116,548 語) - 2024年2月3日 (土) 18:43
  • 目付兼外国奉行に任ずるよしの命をうけ、とりあえず外国船に行って一応の尋問をなし、二十三日には老中阿部豊後(あべぶんご)と共に鶴丸(しょうかくまる)という船に乗って、兵庫にある英仏米蘭四国公使に面接した。阿部老中はこれくらいのことが
    648キロバイト (123,779 語) - 2019年9月29日 (日) 05:04