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海底電信線保護万国聯合条約

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○第拾七號

明治十七年四月佛蘭󠄄西國巴里府ニ於テ別册海底電信線保護萬國聯合條約ニ加入ス

右奉 勅旨布告候事

明治十八年七月十七日 太政大臣侯爵󠄄三條實

外󠄂務卿伯爵󠄄井上 

工部卿伯爵󠄄佐々木高行

○布告第拾七號別册

千八百八十四年三月十四日巴里府ニ於テ各國ノ全󠄃權調印シタル海底電信線保護萬國聯合條約譯文󠄃

條約書

佛蘭󠄄西共和政府大統領閣下普魯西兼獨逸皇帝陛下亞爾惹丁聯邦󠄈大統領閣下澳地利兼洪牙󠄄利皇帝陛下白耳義皇帝陛下伯西爾皇帝陛下哥斯太利加共和政府大統領閣下丁抹皇帝陛下度美尼哥共和政府大統領閣下西班牙󠄄皇帝陛下北米合衆國大統領閣下哥倫比亞合衆國大統領閣下大不列顚愛爾蘭󠄄兼印度皇帝陛下牙󠄄德麻刺共和政府大統領閣下希臘皇帝陛下伊太利皇帝陛下土耳其皇帝陛下荷蘭󠄄兼盧森堡皇帝陛下波斯皇帝陛下葡萄牙󠄄亞爾珈揮皇帝陛下羅瑪尼皇帝陛下全󠄃露西亞皇帝陛下薩󠄂爾波度兒共和政府大統領閣下攝兒比亞皇帝陛下瑞典兼諾威皇帝陛下烏拉藝東部共和政府大統領閣下ハ海底線ヲ經過󠄃スル電氣通󠄃信ヲ保護スルコトヲ冀望󠄉シ夫レカ爲メニ條約ヲ締結󠄂セント欲シ各其全󠄃權委員トシテ左ノ人々ヲ任命ス

佛蘭󠄄西共和政府大統領閣下ハ內閣議長兼外󠄂務卿代議士ジユール、フヱリー氏及驛遞電信卿代議士アドルフ、コシユリー氏

普魯西兼獨逸皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃巴巴里亞皇帝侍從長プランス、ラチボール、ヱ、コルウヱー、プランス、クロウヰ、シヤルヽ、ウイクトール、ド、ホーヘンロツフ、シルリン、ヒユルスト殿下

亞爾惹丁聯邦󠄈大統領閣下ハ巴里府ニスル亞爾惹丁特命全󠄃權公󠄃使󠄃バルカルス氏

澳地利兼洪牙󠄄利皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃內閣顧問コント、ラジスラ、ホヨ閣下

白耳義皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃バロン、ベイヤン氏及白耳義外󠄂務省政務局長兼特派全󠄃權委員レオポール、オルバン氏

伯西爾皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル伯西爾代理公󠄃使󠄃バロン、ヂタジユバ、ダロージヨ氏

哥斯太利加共和政府大統領閣下ハ在巴里府哥斯太利加公󠄃使󠄃館書記官レオン、ソンゼヱー氏

丁抹皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃コント、ド、モルトケ、ウヰツトヘル氏

度美尼哥共和政府大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル度美尼哥國全󠄃權公󠄃使󠄃バロン、ド、アルメダ氏

西班牙󠄄皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃西班牙󠄄學士會員元老院終身議官マニユヱル、シルヴヱラ、ド、ル、ウヰ、ヨーズ閣下

北米合衆國大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル北米合衆國特命全󠄃權公󠄃使󠄃ヱル、ペー、モルトン氏及同公󠄃使󠄃館書記官ウヰギョー氏

哥倫比亞合衆國大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル哥倫比亞總領事ドクトル、ジヨセ、ジヱートリアナ氏

大不列顚愛爾蘭󠄄兼印度皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃樞密院議官大不列顚及愛爾蘭󠄄統一國貴族院議員ウヰコント、リヨン、トレー、オノラーブル、リシヤルド、ビケルトン、ペーメル閣下

牙󠄄德麻刺共和政府大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル牙󠄄德麻刺國特命全󠄃權公󠄃使󠄃クリザント、メジナ氏

希臘皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃プランス、モーロコルダト氏

伊太利皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃マルキー、ド、ヴアルドラ將官、コント、メナブレア閣下

土耳其皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃ヱツサー、パシヤ閣下

荷蘭󠄄兼盧森堡皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃バロン、ド、ジユイラン、ド、ニヱヴエル氏

波斯皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃將官ナザル、アガ氏

葡萄牙󠄄亞爾珈揮皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル葡萄牙󠄄代理公󠄃使󠄃ダゼウヱド氏

羅馬尼皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル羅馬尼代理公󠄃使󠄃オドペスコ氏

全󠄃露西亞皇帝陛下ハ佛國政府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權大使󠄃參謀將官プランス、ニコラ、オルロフ閣下

薩󠄂爾波度兒共和政府大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル薩󠄂爾波度兒特命全󠄃權公󠄃使󠄃トレー、カイセド氏

攝兒比亞皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃マリノヴヰツク氏

瑞典兼諾威皇帝陛下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル同陛下ノ特命全󠄃權公󠄃使󠄃シベル氏

烏拉藝東部共和政府大統領閣下ハ巴里府ニ駐󠄃箚スル烏拉藝特命全󠄃權公󠄃使󠄃陸軍大佐ジアヅ氏

右ノ全󠄃權委員ハ互ニ其委任狀ヲ示シ善良正當ト認󠄃メタルニ因リ左ノ數條ヲ約定ス

第一條

此條約ハ諸政府ノ管領海中ニアルモノヲ除クノ外󠄂都テ法律ニ依テ布設シ且條約國ノ內一國若クハ數國ノ領地殖民地又󠄂ハ屬地ニ陸揚シタル海底電信線ニ適󠄃施スルモノトス

第二條

故意ト疎虞󠄃懈怠トヲ問ハス海底電信線ヲ切斷又󠄂ハ破損シ因テ電氣通󠄃信ノ全󠄃部又󠄂ハ一部ヲ妨害󠄆シ若クハ不通󠄃ニ致シタルトキハ之ヲ罰スヘキモノトス但損害󠄆要償ノ爲メ私訴ヲ起󠄃スモ妨ケナカルヘシ

海底電信線ノ切斷又󠄂ハ破損ヲ避󠄃クル爲メ精々注󠄄意ヲ加フルモ自己ノ生命或ハ船󠄄體ノ安寧ヲ保護スル正當ノ目的ニテ已ムヲ得ス其切斷又󠄂ハ破損ヲ爲シタルトキハ此條欵ヲ適󠄃施セサルモノトス

第三條

條約國政府其領地ニ海底電信線ノ陸揚ヲ許可スルトキハ成ルヘクタケ電信線布設ノ位置及該線ノ大小長短ニ關シ電信線ノ安全󠄃ヲ保ツカ爲メニ適󠄃當ナル條件ヲ定ムルコトヲ約ス

第四條

一ノ海底電信線ノ所󠄃有者其線ヲ布設シ或ハ之ヲ修繕スル際他ノ海底電信線ヲ破損又󠄂ハ切斷スルトキハ其切斷又󠄂ハ破損ノ修繕ニ必要ナル費用ヲ負󠄅擔スヘシ但塲合ニヨリ此條約第二條ヲ適󠄃施スルモ妨ケナカルヘシ

第五條

海底電信線ノ布設又󠄂ハ修繕ニ從事スル船󠄄舶ハ他ノ船󠄄舶トノ衝突ヲ豫防スル爲メ條約國政府協議ノ上已ニ制定シ或ハ向後制定スヘキ信號規則ヲ遵奉スヘシ

海底電信線ノ修繕ニ從事スル船󠄄舶右信號ヲ揭クルトキハ之ヲ認󠄃メ又󠄂ハ認󠄃メ得ヘキ地位ニアル他ノ船󠄄舶ハ其修繕ノ工事ヲ妨ケサル爲メ少クモ右船󠄄舶ヨリ一海里ノ距離ニ退󠄃キ若クハ遠󠄄サカルヘシ

漁人網又󠄂ハ漁具󠄄ヲ投スルモ亦同一ノ距離ニ於テスヘシ

然レトモ右信號ヲ揭ケタル電信船󠄄ヲ認󠄃メ又󠄂ハ認󠄃得ヘキ地位ニアル漁船󠄄ハ其信號ノ命ニ從フニ付二十四時以內ノ猶豫ヲ有スヘシ右時間中ハ其漁船󠄄ノ運󠄃轉ニ妨害󠄆ヲ加フヘカラス

電信船󠄄ハ成ルヘク速󠄃ニ其工事ヲ終ルヘシ

第六條

海底電信線ヲ布設スルトキ若クハ切斷破損セシトキ海底電信線ノ位置ヲ示ス爲メニ設ケタル浮󠄃標ヲ望󠄉見シ又󠄂ハ望󠄉見シ得ヘキ地位ニ居ル 船󠄄舶ハ少クモ其浮󠄃標ヨリ海里四分一ノ距離ニ遠󠄄サカルヘシ

漁人網又󠄂ハ漁具󠄄ヲ投スルモ亦同一ノ距離ニ於テスヘシ

第七條

凡船󠄄舶ノ所󠄃有者海底電信線ニ損害󠄆ヲ加ヘサル爲メニ錨或ハ網又󠄂ハ其他ノ漁具󠄄ヲ失ヒタルコトヲ證明スルトキハ海底電信線ノ所󠄃有者ヨリ其賠償ヲ爲スヘシ

其賠償ヲ得ント欲セハ其損失ノ後直チニ之ヲ證明スル爲メ乘組人ノ證言ヲ添ヘタル調書ヲ成ルヘク作ルコトヲ要ス且其船󠄄長ハ右事件アリシ後初テ立寄リ又󠄂ハ歸著シタル港󠄃ニ於テ其著船󠄄ヨリ二十四時內ニ之ヲ其掛官署ニ屆出ルコトヲ要ス此掛官署ハ之ヲ其海底電信線所󠄃有者ノ所󠄃屬國領事廳ニ報告スヘシ

第八條

此條約ヲ犯ス罪ヲ審判󠄃スルニ付テノ管轄裁判󠄃所󠄃ハ違󠄄犯船󠄄ノ所󠄃屬國ノ裁判󠄃所󠄃トス

然レトモ前󠄃項ノ如ク實施スルコト能ハサルトキ此條約ヲ犯ス罪ヲ罰スルニハ條約國各自ノ法律又󠄂ハ萬國條約ニ基キ定メタル刑事裁判󠄃管轄ノ總則ニ從テ各其國民ノミヲ處分スヘキモノトス

第九條

此條約第二條第五條第六條ニ記載シタル犯罪ノ起󠄃訴ハ各國ノ政府自ラ之ヲ行フカ又󠄂ハ政府ノ名ヲ以テ之ヲ行フヘシ

第十條

此條約ヲ犯ス罪ハ都テ之ヲ裁判󠄃スヘキ裁判󠄃所󠄃所󠄃在國ノ法律ニ於テ許ス所󠄃ノ證據法ヲ以テ之ヲ證明スルコトヲ得

軍艦ノ司令官又󠄂ハ條約國ノ內一國ヨリ特ニ犯罪審查ノ爲メニ派遣󠄃シタル船󠄄舶ノ司令官ニ於テ軍艦ニ非サル船󠄄舶此條約ヲ犯ス罪ヲ行ヒタルト思量スルトキハ其船󠄄長或ハ船󠄄頭ニ該船󠄄所󠄃屬ノ國名ヲ證明スヘキ公󠄃書ヲ見ント要求スルコトヲ得其司令官ハ此公󠄃書ヲ閱覽シタル旨ヲ直チニ其示サレタル書中ニ附記スヘシ

且該官ハ犯罪船󠄄ノ何國ニ屬スルヲ問ハス調書ヲ作ルコトヲ得此調書ハ該官ノ所󠄃屬國ニ於テ使󠄃用スル語ヲ以テ其國ニ行ハルヽ定式ニ從フテ之ヲ記スヘシ又󠄂此調書ハ之ヨ引用スヘキ國ニ於テ其法律ニ從ヒ證據トスルコトヲ得被告人及證人ハ各自ノ國語ヲ以テ要用ト思惟スル說明ヲ調書ニ加記シ或ハ之ヲ加記セシムルノ權アリ此加記ニハ法ニ依テ手署スヘキモノトス

第十一條

此條約違󠄄犯ノ審理及判󠄃決ハ現行ノ法律規則ニ觸レサルタケ成ルヘク簡略ニ施行スヘシ

第十二條

條約國政府ハ此條約ノ施行ヲ確實ナラシメン爲メ就中此條約第二條第五條第六條ノ條欵ヲ犯シタル者ヲ禁錮若クハ罰金或ハ此二刑ヲ以テ罰スル爲メ必要ノ條規ヲ定メ又󠄂ハ其議案ヲ立法官ニ提出スルコトヲ約ス

第十三條

條約國政府ハ此條約ノ目的ニ基キ各其本國ニ於テ已ニ布告シ又󠄂ハ向後布告スヘキ法律ヲ互ニ報告スヘシ

第十四條

此條約ニ同盟セサル國ト雖トモ請󠄃求スルニ於テハ同盟ニ加入スルコトヲ得其加入ハ外󠄂交上ノ手續ニ依テ佛蘭󠄄西共和政府ニ報告シ該政府ハ之ヲ各同盟政府ニ通󠄃牒スヘシ

第十五條

此條約ノ條欵ハ交戰國自由働作ノ權ニ少シモ妨碍ヲ加フヘカラサルモノトス

第十六條

此條約ハ條約國政府ニ於テ向後協議約定スヘキ日ヨリ之ヲ實施スヘシ

此條約ハ其日ヨリ五ケ年間之ヲ施行スヘシ而テ各條約國ノ內一國ニテモ五ケ年ノ期限ノ終ル十二ケ月前󠄃ニ於テ此條約ノ効力ヲ廢止スル旨ヲ通󠄃知セサルニ於テハ此條約ハ引續キ一ケ年間之ヲ施行スヘシ其後モ亦此ノ如ク一ケ年ヲ以テ一期トシテ施行スヘキモノトス

條約國ノ內一國ヨリ此條約ヲ抛棄スル旨ヲ通󠄃知スルトキハ其抛棄ハ唯其國ニ對シテノミ効アルモノトス

第十七條

此條約ハ各政府之ヲ批准スルコトヲ要ス此批准ハ巴里府ニ於テ成ルヘク速󠄃ニ之ヲ交換シ遲クモ一ケ年內ニハ全󠄃ク交換ヲ終ルヘキモノトス

右ノ條々ヲ確證スル爲メ各國ノ全󠄃權委員各玆ニ手記捺印ス

千八百八十四年三月十四日巴里府ニ於テ各條約書二十六通󠄃ヲ作ル

ジユール、フヱリー
手記捺印
ア、コシユリー
ホーヘンロツフ
ヱム、バルカルス
ラジスラ、コント、ホヨ
ベイヤン
レオポール、オルバン
バロン、ヂタジユバ
レオン、ソンゼヱー
エマニュヱル、ド、アルメダ
モルトケ、ウヰツトヘル
マニユヱル、シルヴヱラ
ヱル、ペー、モルトン
ヘンリー、ウヰギヨー
ジヨゼ、ジヱー、トリアナ
リヨン
クリザント、メジナ
モーロコルダト
エル、ヱル、メナブレア
ヱツサー
パロン、ド、ジユイラン、ド、ニヱヴヱル
ナザル、アガ
ヱフ、ダゼウヱド
オドベスコ
プランス、オルロフ
ジー、ヱム、トレー、カイセド
ジー、マリノヴヰツク
ジヱー、シベル
ジユアン、ジー、ジアヅ

追加條約

海底電信線保護ノ爲メ本日締約シタル條約ノ諸條欵ハ第一條ノ明文󠄃ニ基キ不列顚皇帝陛下ノ領スル殖民地及屬地ニ之ヲ適󠄃施スルモノトス但左ニ記載シタルモノハ此限ニアラス

一 加那太

一 テール、ヌーブ

一 喜望󠄉峯

一 那多兒

一 新、南、珈斯

一 維太利

一 公󠄃斯蘭󠄄

一 太斯馬尼

一 南豪斯太利

一 西豪斯太利

一 新、西蘭󠄄度

然レトモ若シ巴里駐󠄃箚不列顚皇帝陛下ノ使󠄃臣ヨリ佛國外󠄂務卿へ前󠄃記殖民地或ハ屬地ノ名ヲ以テ條約ニ加入スル旨ヲ通󠄃知スルトキハ該地ニ限リ本條約ノ諸條欵ヲ適󠄃施スルモノトス

此ノ如クニシテ本條約ニ加入シタル前󠄃記ノ殖民地或ハ屬地ハ條約國ト同一ノ方法ニ依テ退󠄃盟スルコトヲ得若シ其殖民地又󠄂ハ屬地中ノ一ニ於テ退󠄃盟セントスルトキハ巴里駐󠄃箚不列顚皇帝陛下ノ使󠄃臣ヨリ佛國外󠄂務卿へ其旨ヲ通󠄃牒スヘシ

千八百八十四年三月十四日巴里府ニ於テ追加條約二十六通󠄃ヲ作ル

ジユール、フヱリー
手記
ア、コシユリー
ホーヘンロツフ
ヱム、バルカルス
ラジスラ、コント、ホヨ
ベイヤン
レオポール、オルバン
バロン、ヂタジユバ
レオン、ソンゼヱー
モルトケ、ウヰツトヘル
エマニュヱル、ド、アルメダ
マニユヱル、シルヴヱラ
ヱル、ペー、モルトン
ヘンリー、ウヰギヨー
ジヨゼ、ジヱー、トリアナ
リヨン
クリザント、メジナ
モーロコルダト
エル、ヱル、メナブレア
ヱツサー
パロン、ド、ジユイラン、ド、ニヱヴヱル
ナザル、アガ
ヱフ、ダゼウヱド
オドベスコ
プランス、オルロフ
ジー、ヱム、トレー、カイセド
ジー、マリノヴヰツク
ジヱー、シベル
ジユアン、ジー、ジアヅ

この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。