朝鮮王朝実録/1849年/6月14日/2

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日本語訳[編集]

純元王后が大臣と高官に接見した。

金道喜「王様は光栄にも国王に御即位されて、王様の御実父に大院君の爵位を授与する案件は、徳興大院君の前例に倣って実施して、親族にも王族の爵位の授与に応じる人には、実施命令を下すのがよろしいです。」
純元王后:「そのように実施命令を下す。」
純元王后:「承旨は王様にすぐ、『伝香の時に玉璽を御貸出してください』と申し上げて、それで実施命令の施行と同時に王様の御諱を改諱させる。」
趙寅永:「ご命令の後に、高官が会議して、御諱を議論しましたが、今日は王様の喪明けであり、また諡号を議定することはまた明日から議論しても差し障りございません。また御諱は行列字ごとに議定が必要で翼宗の御諱は日と大でしたがどうですか」
趙寅永:「御諱」
純元王后:「ならば日を繰り下げて議定し、同時に御字も議定せよ」

原文[編集]

召見時原任大臣閣臣。 左議政金道喜曰: “殿下光登寶位, 私親封爵, 一依德興大院君例擧行, 而其外君銜應封之人, 亦令擧行似好矣。” 大王大妃殿曰: “傳敎當下之矣。” 大王大妃殿曰: “俄者承旨, ‘以傳香時御押奉出’ 之意入稟, 故以封君時御諱爲之矣。” 寅永曰: “下敎後, 諸臣會賓廳, 議定御諱, 而今日, 卽大殿成服日也, 又以諡號廟號殿號陵號議定相値, 明日會議, 未爲不可矣。” 又曰: “御諱當隨行列字議定, 而翼廟朝御諱日字下大字矣。 兩字間, 從何邊議定乎?” 大王大妃殿曰: “從日字頭議定, 御字亦一體議定好矣。”


【太白山史庫本】1本1巻2章B面

【影印本】48本547面

先代:
1849年6月14日第一項
朝鮮王朝実録
1849年6月14日第二項
次代:
1849年6月14日第三項