明治元訳新約聖書(大正4年)/腓利門書

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ウィキペディアピレモンへの手紙のページがあります。

[二千三十七]
しんやくぜんしょしとパウロピレモンおくれるふみ

本文[編集]

イエス キリストためめしうどとなれるパウロおよきゃうだいテモテわれらあいするものわれらがはたらきともなるピレモン
およわれらしまいアピアわれらともたゝかひをなせるアルキポならびなんぢいへのうちけうくわいふみおく
ねがはくハなんぢらわれらのちゝなるかみおよびしゅイエス キリストよりめぐみやすきうけ


われいのときつねなんぢことのべわがかみしゃ
そはわれなんぢあいしんかうをもてしゅイエスむかひまたもろゝゝせいとむかふことをきけバなり
いのところなんぢともしんかうたもてるひとなんぢらのうちなるすべてよきことしるよりそのしんかうはたらきをなしキリストさかえあらはすにいたらんことなり
きゃうだいわれなんぢのあいよりおほいなるよろこびなぐさめたりそはせいとたちこゝろなんぢによりやすんぜられたれバなり
これよりわれキリストありはゞかところなくなんぢそのなすべきことめいずることをうるいへど
あいゆゑよりむしなんぢもとわれすでにとしおいいまキリスト イエスためめしうどとなれるパウロかくごとさまにて

わがなはめうちにてうみなるオ子シモことなんぢもと
十一 かれさきにハなんぢえきなきものなりしがいまなんぢにもわれにもえきあるものとなれりわれかれをなんぢもとかへ
十二 なんぢこれをいれかれこゝろなり
十三 われかれをしてわがもととゞふくいんためうけたるなはめうちなんぢかはりわれつかへしめんとおもへり
十四 しかれどもわれなんぢのうけがはざることなにをもなすこのまずこれなんぢがたすけやむざるにいでずしてこゝろよりいでんことをのぞめバなり
十五 かれしばらなんぢはなれしハなんぢをしてかぎりなくかれをとめおき
十六 こののちかれをしもべごとくせずしもべまさるものあいするきゃうだいなさしむるためあらざりしをしらんやわれかれをことあいいはんやなんぢにくよりてもしゅよりてもこれあいせざるベけんや
十七 なんぢもしわれともとなさバこふわれをいるごとかれいれ
十八 かれもしなんぢふぎをなしまたなんぢにふさいあらバなんぢこれをわれせよ
十九 われパウロてづからこれをかけわれかならずつくのハんなんぢをもてつくのふべきふさいわれにありされどわれこれをいは
二十 きゃうだいわれなんぢよりえきしゅよりんことをのぞなんぢわがこゝろキリストよりやすましめよ
二一 われなんぢしたがふことをふかしんじてこれなんぢかくおくなんぢおこなところところかならわがいふところよりもまさらんことをしれ
二二 またなんぢわがためにやどそなへよそはわれなんぢらいのりよりつひわがみなんぢらあたへられんとおもへバなり
二三 イエス キリストありわれともめしうどとなれるエパフラスなんぢやすきとふ
二四 わがはたらきともなるマコアリスタルコデマスルカおなじやすきなんぢとふ
二五 ねがはくハわがしゅイエス キリストめぐみつねになんぢられいともあらんことをアメン




新約全書腓利門書 終