コンテンツにスキップ

日本自動車ターミナル株式会社法を廃止する法律

提供:Wikisource


本則

[編集]
日本自動車ターミナル株式会社法(昭和四十年法律第七十五号)は、廃止する。

附則 抄

[編集]

(施行期日)

第一条
この法律は、公布の日から施行する。

(政府所有株式の処分)

第二条
  1. 政府は、廃止前の日本自動車ターミナル株式会社法により設立された日本自動車ターミナル株式会社(以下「会社」という。)が次に掲げるところによる資本の減少の決議を得た場合において、会社から政府に対し株式の買取りの申込みがあつたときは、これを受諾するものとする。
    一 資本の減少は、株式を任意に買い取つて消却し、発行済株式の総数を減少することにより行うこと。
    二 減少すべき発行済株式の数は、政府の所有する株式の数以上とすること。
    三 株式の買取りは、額面金額により行うこと。
    四 株主が、会社からの株式の買取りの申込みを受諾して株式の売買契約が成立したときは、当該株式の売買価格に相当する金額を会社に対し無利子で貸し付けるものであること。
    五 前号の規定による貸付金の償還期間及び償還方法は、政令で定めるところによること。
  2. 前項の規定により政府が会社からの株式の買取りの申込みを受諾して株式の売買契約が成立したときは、その時において、当該株式の売買価格に相当する金額は、政府が会社に対し無利子で貸し付けたものとする。この場合において、会社は政府に当該株式の代金を支払つたものとみなし、政府は会社に当該株式の株券を引き渡すものとする。
  3. 前項の規定による貸付金の償還に関し必要な事項(第一項第五号に定めるものを除く。)は、政令で定める。

(経過措置)

第三条
  1. この法律の施行の日の属する営業年度及び当該営業年度の前営業年度の会社の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びに営業報告書の運輸大臣に対する提出については、なお従前の例による。
  2. この法律の施行前にした行為及び前項においてなお従前の例によることとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

参考資料

[編集]

この著作物は、日本国著作権法10条2項又は13条により著作権の目的とならないため、パブリックドメインの状態にあります。同法10条2項及び13条は、次のいずれかに該当する著作物は著作権の目的とならない旨定めています。

  1. 憲法その他の法令
  2. 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの
  3. 裁判所の判決、決定、命令及び審判並びに行政庁の裁決及び決定で裁判に準ずる手続により行われるもの
  4. 上記いずれかのものの翻訳物及び編集物で、国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が作成するもの
  5. 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道

この著作物は、米国政府、又は他国の法律、命令、布告、又は勅令等(Edict of governmentも参照)であるため、ウィキメディアサーバの所在地である米国においてパブリックドメインの状態にあります。“Compendium of U.S. Copyright Office Practices”、第3版、2014年の第313.6(C)(2)条をご覧ください。このような文書には、“制定法、裁判の判決、行政の決定、国家の命令、又は類似する形式の政府の法令資料”が含まれます。