国際連合総会決議999 (ES-I)
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決議999 (ES-I)
総会は、
1959年11月2日の決議997 (ES-I)の規定を遵守することを、全ての当事国が未だ同意していないことに遺憾の意を示し、
同決議において直ちに停戦し、その一環として同地域への軍と武器の移動停止に特別な優先順位が与えられていることに留意し、
更に同決議は休戦協定の当事国に対して、休戦ライン背後の全軍を速やかに撤退させ、休戦ラインを越えて近隣の領土に侵攻することを止め、休戦協定の規定を注意深く遵守するよう求めていることに留意し、
1. 決議997 (ES-I)を再確認し、当事国に対して同決議の条項を直ちに遵守することを再度要請する。
2. 事務総長に対して、停戦の実施と当該地域への軍及び武器の移動の停止について当事国と調整する権限を直ちに与え、その遵守状況を本決議の採択から直ちに、またいかなる場合にも遅くとも12時間以内に報告することを求める。
3. 事務総長に対して、参謀総長及び国際連合休戦監視機構メンバーの支援を得て、休戦ライン後方の全軍の撤退を遵守させるよう要請する。
4. 本決議第2項で言及した事務総長の報告書を受領次第、直ちに会議を再開することを決定する。
1956年11月4日 第563回全体会議
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