ちょうちょう

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「愛知師範学校年報」(1875年)[編集]

唱歌

蝶々(テフテフ)蝶々。菜ノ葉ニ止(トマ)レ。菜ノ葉ニ飽(アイ)タラ。櫻ニ遊ヘ。櫻ノ花ノ。榮ユル御代ニ。止レヤ遊ヘ。遊ヘヤ止レ


『小学唱歌集 初編』(1881年)[編集]

第十七蝶々(てふ

てふてふ。菜(な)の葉(は)にとまれ。
なのはにあいたら。桜にとまれ。
さくらの花の。さかゆる御代(みよ)に。
とまれよあそべ。あそべよとまれ。

おきよ。ねぐらのすゞめ。
朝日(あさひ)のひかりの。さしこぬさきに。
ねぐらをいでゝ。こずゑにとまり。
あそべよすゞめ。うたへよすゞめ。


この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。