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ああベツレヘムよ

提供:Wikisource


『讃美歌 第二篇』(1910年)

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64 第六十四 St. Louis 86867686

O little town of Bethlehem Luke 2 : 15
率ベツレヘムにゆき。
(ルカ傳二章十五節)
  1. ああベツレヘムよ などかひとり
    ほしのみにほひて ふかくねむる
    しらずやこよひ くらきそらに
    とこしへのひかり てりわたるを

  2. ひとみなねむりて しらぬまにぞ
    しゆなるキリストは うまれたまふ
    あしたのほしよ うたひまつれ
    かみにはみさかえ にへいわと

  3. しゆのみわざこそは くすしけれや
    しづかにめぐみの つゆはくだる
    つみのこのに かかるめぐみ
    あめよりべしと たれかは

  4. ああベツレヘムの きよきみこよ
    いましもわれらに くだりたまへ
    こころをきよめ みやとなして
    とはにすみたまへ しゆよわがしゆ
    アーメン

  • 底本: 委員編『讃美歌 第二篇』初版
  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「単語ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。
  • 変体仮名は現在用いられる仮名に改めています。

『讃美歌』(1931年)

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一〇六 ルカ 二・一五
  1. ああベツレヘムよ などかひとり
    ほしのみにほひて ふかくねむる
    らずやこよひ くらきそらに
    とこしへのひかり りわたるを

  2. ひとみなねむりて らぬまにぞ
    しゆなるキリストは うまれたまふ
    あしたのほしよ うたひまつれ
    かみにはみさかえ にへいわと

  3. しゆ賜物たまものこそ くすしけれや
    しづかにめぐみの つゆはくだる
    つみのこのに かかるめぐみ
    あめよりべしと たれかは知る

  4. ああベツレヘムの きよき御子みこ
    いましもわれらに くだりたまへ
    こころをきよめ みやとなして
    とはにすみたまへ しゆよわがしゆ

  • 底本: 日本基督教団讃美歌委員会編『讃美歌』日本基督教団讃美歌委員会、1954年5月改訂版
  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「単語ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。

『讃美歌』(1954年)

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  1. ああベツレヘムよなどかひとり
    星のみ匂いてふかく眠る
    知らずや今宵くらき空に
    常世の光の照りわたるを

  2. 人みな眠りて知らぬまにぞ
    み子なるキリスト生れたもう
    あしたの星よ歌いまつれ
    「神にはみ栄え地に平和」と

  3. 静かに夜露の降るごとく
    恵みの賜物世に望みぬ
    罪ふかき世にかかる恵み
    天より来べしと誰かは知る

  4. ああベツレヘムのきよきみ子よ
    今しもわれらに降りたまえ
    心をきよめ宮となして
    今よりときわに住まいたまえ

この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。