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国際連合安全保障理事会決議476

提供:Wikisource
1980年6月30日に開催された安全保障理事会第2242回会合において、投票により、賛成12、反対なし、棄権1(アメリカ合衆国)で採択された。

安全保障理事会は、

現在イスラム協力機構の議長国であるパキスタンの代表からの1980年5月28日付文書S/13966を含む、1980年5月28日付書簡を検討した結果、

武力による領土の獲得は容認できないことを再確認し、

エルサレムの具体的な地位、特に市内にある聖域独自の精神的・宗教的な面の保護と保存の必要性を念頭に置いて、

聖都エルサレムの性質と地位に関する決議、1969年5月21日の決議252(1968年)、1969年7月3日の決議267(1969年)、1969年9月15日の決議271(1969年)、1971年9月25日の決議298(1971年)並びに1980年3月1日の決議465(1980年)を再確認し、

戦時における文民の保護に関する1949年8月12日の第四ジュネーヴ条約を想起し、

聖都エルサレムの物理的特性、人口構成、制度構造、地位の変更において、イスラエルの固執を遺憾に思い、

イスラエルのクセネトにおける聖都エルサレムの性質と地位を変更することを目指した立法措置の手続き開始に対して重大な関心を持ち、

1.1967年以来、イスラエルが占領するエルサレムを含むアラブの領土の長年の占領を終わらせることは最優先必要事項であることを再確認する。

2.安全保障理事会と総会の関連する決議の遵守を占領勢力であるイスラエルが拒否し続けていることを強く遺憾に思う。

3.占領勢力であるイスラエルによる、聖都エルサレムの性質と地位を変更することを目的とした全ての立法及び行政措置は、法的有効性を持たず、戦時における文民の保護に関する第四ジュネーブ条約の甚だしい違反を構成し、また中東における包括的かつ構成かつ永続的な平和を達成するための深刻な障害になっていることを再確認する。

4.聖都エルサレムの地理的、人口統計的、歴史的な性質と地位を変える、そのような全ての措置は無効であり、安全保障理事会の関連する決議に従い廃止されなければならないことを繰り返す。

5.占領勢力であるイスラエルに対し、この安全保障理事会の決議を遵守し、聖都エルサレムの性質と地位に影響を与える政策と措置を続けることを直ちに止めることを至急要請する。

6.イスラエルがこの決議を遵守しなかった場合、この決議の全面的な履行を確保するため国連憲章の関連規定に従い実際的な方法と手段を検討する決意を再確認する。

この文書は翻訳文であり、原文から独立した著作物としての地位を有します。翻訳文のためのライセンスは、この版のみに適用されます。
原文:

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  1. 国際連合の機関又は会議の手続に関する公式記録(議事録、付属機関・関連機関への報告書、決議集等)
  2. シンボルマークを付して公式に発表された国際連合の文書
  3. 国際連合の広報資料(主に国際連合の活動を周知するために作成された出版物、定期刊行物、パンフレット、プレスリリース、カタログ等。ただし販売されているものを除く。)
翻訳文:

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