先づ
といへる明白なる相合式より一般に
を得, ( − 1 ) n {\displaystyle (-1)^{n}} とは n {\displaystyle n} が偶數なるとき 1 {\displaystyle 1} , n {\displaystyle n} が奇數なるとき − 1 {\displaystyle -1} といふに同じ.
に於て
と置くときは
故に十進法に於ける 11 {\displaystyle 11} の倍數を鑑定するには次の法則によるべし.
先づ A {\displaystyle A} の最終の位の數字より始めて隔一の位の數字の和を作り,之より其の他の位の數字の和を引きて得たる數を D 1 {\displaystyle D_{1}} と名づくれば, A {\displaystyle A} を 11 {\displaystyle 11} にて除して得