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(二)
整除の鑑識

となすとき

と置かば

より

を得.是故に にて除して得らるべき最小の正剩餘は, の凡ての位の數字の和 にて除して得らるべき最小の正剩餘に等し. 若し より小ならば は卽ち此剩餘にして 若し に等しからば の倍數なり. 若し より大ならば更に のすべての位の係數の和 を 作りて此の鑑定法を適用すべし.