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Page:NiimiNankichi-NurseryRhymes and Poems-1-DaiNipponTosho-1981.djvu/66

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君は熟達󠄁じゆくたつした

泥棒どろぼう

とうが消󠄁えて

どのくらゐすぎると

人間は寢入るか知つてゐる

すると君は戶をつたつて

下りて來て

たまごからをかじりだす

だがなが年の經驗けいけんによる

君のこのかんもここでは

失敗しつぱいだつた

この家の主は

とうは消󠄁してもねむれないのさ

朝󠄁が白むころまで

眠れないのさ