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Page:NiimiNankichi-NurseryRhymes and Poems-1-DaiNipponTosho-1981.djvu/43

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しま 〈B〉


しまで、あるあさ

くぢらがとれた。


どこのうちでも、

くぢらを食べた。


ひげは、うなりに、

られていつた。


りらら、鯨油あぶら

ランプでえた。


くぢらはなしが、

どこでもされた。


しまは、ちひさな、

まづしいむらだ。


(ちうくぢらひげは、たこうなりにもちゐられます。)