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人ヲ召喚審問シ申立ヲ受ケタル日ヨリ二十日以內ニ之ヲ判󠄁定スヘシ若誤󠄁載ナリト判󠄁定シタルトキハ直ニ之ヲ削󠄁除シ其ノ由ヲ被告人所󠄁在地ノ町村長又ハ市長若ハ區長ニ通󠄁知シ倂セテ選󠄁擧區內ニ告示スヘシ
- 第二十六條
- 申立人又ハ被告人ニ於テ選󠄁擧長ノ判󠄁定ニ服󠄁セサルトキハ選󠄁擧長ヲ被告トシ判󠄁定ノ日ヨリ七日以內ニ始審裁判󠄁所󠄁ニ出訴スルコトヲ得
- 第二十七條
- 始審裁判󠄁所󠄁ニ於テ前󠄁條ノ訴訟󠄁ヲ受取リタルトキハ他ノ訴訟󠄁ノ順序ニ拘ラス速󠄁ニ其ノ裁判󠄁ヲ爲スヘシ
- 第二十八條
- 前󠄁條ニ於ケル始審裁判󠄁所󠄁ノ裁判󠄁ハ控訴スルコトヲ許サス但シ大審院ニ上告スルコトヲ得
- 第二十九條
- 選󠄁擧人名薄ハ六月十五日ヲ以テ確定期限トシ次󠄁年ノ調製ノ日マテ之ヲ据置クヘシ但シ裁判󠄁言渡書ニ依リ改正スヘキモノハ選󠄁擧長ニ於テ其ノ言渡書ヲ受取リタル時ヨリ二十四時內ニ之ヲ改正シ其ノ由ヲ申立人又ハ被告人所󠄁在地ノ町村長又ハ市長若ハ區長ニ通󠄁知シ倂セテ選󠄁擧區內ニ告示スヘシ
- 第六章 選󠄁擧ノ期日及投票所󠄁
- 第三十條
- 選󠄁擧ノ投票ハ通󠄁常七月一日ニ之ヲ行フ但シ衆議院解散ヲ命セラレタルトキハ勅令ヲ以テ臨時選󠄁擧ノ期日ヲ定メ少クトモ三十日以前󠄁ニ公󠄁布スヘシ
- 第三十一條
- 投票所󠄁ハ町村役場又ハ町村長ノ指定シタル場所󠄁ニ於テ之ヲ設ケ町村長之ヲ管理ス
- 第三十二條
- 一町村ニ於テ選󠄁擧人少數ニシテ一ノ投票所󠄁ヲ設クルニ足ラサルトキハ數町村ヲ合倂スルコトヲ得
- 此ノ場合ニ於テハ郡長ハ府縣知事ノ認󠄁可ヲ經テ合倂ノ町村及投票所󠄁竝ニ投票所󠄁管理ノ町村長ヲ指定スヘシ
- 第三十三條
- 町村長ハ其ノ管理スル投票區域內ニ於ケル選󠄁擧人中ヨリ立會人二名以上五名以下ヲ定メ遲クトモ選󠄁擧ノ期日ヨリ三日以前󠄁ニ之ヲ本人ニ通󠄁知シ選󠄁擧ノ當日投票所󠄁ニ參會セシムヘシ
- 立會人ハ正當ノ事故ナクシテ其ノ職ヲ辭スルコトヲ得ス
- 第七章 投票
- 第三十四條
- 投票ハ午前󠄁七時ニ始メ午後六時ニ終ル
- 第三十五條
- 投票函ハ二重ノ蓋ヲ造󠄁リ二種ノ鑰ヲ設ケ其ノ一ハ町村長之ヲ管守シ其ノ一ハ立會人之ヲ管守スヘシ
- 第三十六條
- 町村長ハ投票ノ初ニ當リ立會人ト共ニ參會シタル選󠄁擧人ノ面前󠄁ニ於テ投票函ヲ開キ其ノ空󠄁虛ナルコトヲ示スヘシ
- 第三十七條
- 選󠄁擧人ハ選󠄁擧ノ當日本人自ラ投票所󠄁ニ至リ選󠄁擧人名簿󠄁ノ對照ヲ經テ投票スヘシ
- 第三十八條
- 投票用紙ハ各府縣各〻一定ノ式ヲ用井選󠄁擧ノ當日投票所󠄁ニ於テ町村長ヨリ之ヲ各選󠄁擧人ニ交󠄁付スヘシ
- 選󠄁擧人ハ投票所󠄁ニ於テ投票用紙ニ被選󠄁人ノ姓名ヲ記載シ次󠄁ニ自己ノ姓名住󠄁所󠄁ヲ記載シテ捺印スヘシ
- 第三十九條
- 選󠄁擧人ニシテ文󠄁字ヲ書スルコト能ハサル由ヲ申立ツルトキハ町村長ハ吏󠄁員ヲシテ代書セシメ之ヲ本人ニ讀ミ聞カセ捺印投票セシメ其ノ由ヲ投票明細書ニ記載スヘシ
- 第四十條
- 二人以上ノ議員ヲ選󠄁擧スヘキ選󠄁擧區ニ於テハ連名投票ヲ用ウヘシ
- 第四十一條
- 選󠄁擧人名薄ニ記載セラレタル者ノ外投票スルコトヲ得ス但シ選󠄁擧人名簿󠄁ニ記載セラルヘキ裁判󠄁言渡書ヲ所󠄁
