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種芋や花の盛を賣りありく
花の雲鐘は上野か淺草か
伊勢の國花垣の庄はそのかみ奈良の八重櫻の科に附せられけると云ひ傳へ侍れば
一里は皆花守の子孫かや
何の木の花とも知らず匂かな
艷なる奴花見るや誰歌の樣
花に浮世我が酒白し飯黑し
末たのし比翼の中は花に鳥
種芋や花の盛を賣りありく
花の雲鐘は上野か淺草か
伊勢の國花垣の庄はそのかみ奈良の八重櫻の科に附せられけると云ひ傳へ侍れば
一里は皆花守の子孫かや
何の木の花とも知らず匂かな
艷なる奴花見るや誰歌の樣
花に浮世我が酒白し飯黑し
末たのし比翼の中は花に鳥