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     名所八體の中

    松嶋や雪の白地の衣くばり

     寒山畫賛

    庭はきて雪を忘るゝ箒哉

     鳴海の驛本陣業雪亭に泊りけるに飛鳥井雅章の君都を隔てと詠みてあるじに賜はりけるを見て

    京まではまだ半空や雪の雲

    雪を待つ上戶の額いなびかり

     みちのく名所の中猫山