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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/143

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といふに戯れて

    盃に三ツ名をくむ今日の月

三日月

    何事の見立にも似ず三日の月

     嵐闌が墓に詣でゝ

    見しや其七日は墓の三日の月

    三日月や早手にさはる草の露

    三日月や名のなき山も三笠山

    三日月や朝顏の夕つぼむらん

    三日月に地は朧なり蕎麥の花

    二十日過ぎ出づるや名殘三日の月